バイオスティミュラントはどのように植物保護に貢献できるか?

バイオスティミュラントはどのように植物保護に貢献できるか?

鳴坂 真理、鳴坂 義弘

岡山県農林水産総合センター,生物科学研究所

1.バイオスティミュラントとは

2.バイオスティミュラントの分類

3.バイオスティミュラントの植物保護機能

4.微量元素を主成分とするバイオスティミュラント資材

 

 

 

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「みどりの食料システム戦略」の展開について

「みどりの食料システム戦略」の展開について

岩間浩・農林水産省大臣官房審議官(技術・環境)

はじめに

食料・農林水産業が直面する現状と課題

課題解決に向けたこれまでの取り組み

SDGsと環境をめぐる課題と海外の動き

みどり戦略の目指す姿と取り組み方向

みどり戦略の実現に向けた施策の具体化

調達、生産、加工・流通、消費における取り組み

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書籍「古墳とヤマト政権」(文春新書)・白石太一郎

序章・古墳とは何か

第一章・古墳と邪馬台国

第二章・古墳と初期ヤマト政権

第三章・巨大古墳の世紀

第四章・ヤマト政権の変質

終章・古代国家への道

 

 

書籍「もっと知りたい はにわの世界」(東京美術)・若狭徹

序章 埴輪の時代

第一章 埴輪ことはじめ

第二章 埴輪人絵巻

第三章 終焉に向かう埴輪

総論 埴輪たちが表すものは

 

RNA農薬の現状と二本鎖RNA分析への期待(羽城周平)

RNA農薬の現状と二本鎖RNA分析への期待

・化学農薬の欠点

益虫の生存を脅かす・残留物が土壌や水圏を汚染・生物多様性や生態系を攪乱・化学農薬に耐性を有する害虫が出現

・RNAiの作用機構

dsRNAと相同な塩基配列をもつmRNAに特異的に結合し分解することにより、対象遺伝子の発現を抑制

 

・筆者らはコリネ型細菌C.glutamicumを利用し、ニジュウヤホシテントウを対象にアポトーシス阻害因子をコードするdiap1を標的遺伝子とした。また、高効率なdsRNA生産系の構築を行った。

・結果、diap1遺伝子の発現量の低下、幼虫の体重増加の抑制、餌の摂食量低下が示された。

・品質評価のためにはRNase質量マッピング技術を用いるが、前処理技術の開発やLC-MSシステムの高感度化、作業工程の簡略化が必要。

 

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庄内川流域の弥生・古墳時代集落~志賀公園遺跡の成果を中心に~

2023年5月21日

しだみゅー歴史講演会

庄内川流域の弥生・古墳時代集落~志賀公園遺跡の成果を中心に~

愛知県埋蔵文化財センター 永井宏幸

弥生時代

・西志賀遺跡、平手町遺跡、志賀公園遺跡は弥生時代以降、古墳時代から江戸時代に至るまでの複合遺跡

・同一集落と推定できる

古墳時代

注目点1

猿投窯の中で最も古い須恵器窯東山111号をさかのぼる須恵器と土師器がまとまって出土した

注目点2

推定全長50mとした前方後円墳丘墓SZ09

【前方後円型墳丘墓SZ09】

(1)墳丘墓の検出

方形部分の墳丘(前方部)、これを囲む周溝、周溝の間の周堤

(2)墳丘(前方部)

盛土のない、方形部19×20m、円形部(径30m)をもつ、前方後円型墳丘墓(全長50m)と考えられる

(3)周溝と周堤

(4)遺物集積地点

・5か所で確認

・SU10では無蓋高坏1、土師器30個体

・SU11土師器100個体、須恵器50個体、臼玉28点

・SU12土師器60個体、須恵器2個体、臼玉50点、勾玉1点

・SU13密集度が高い、須恵器1個体、土師器70個体、勾玉1点、有孔円板3点、臼玉134点

・SU14土師器40個体、石製模造剣形2点、有孔円板1点、臼玉155点

・SU13→SU10→SU14→SU12→SU11の順で廃棄