JAXA有人宇宙活動の広報のお仕事について

KagaQ.「月夜サイエンス」第52夜

JAXA有人宇宙活動の広報のお仕事について

Ⅰ. 若田宇宙飛行士を通して知る、国際宇宙ステーションでの暮らしやおもしろ実験

Ⅱ. 新しい宇宙飛行士候補者誕生まで

JAXA有人宇宙部門事業推進部広報ライン 小島彩美 氏

 

ISSサッカー場くらいの大きさ、上空400km、420トン

土井・若田・星出宇宙飛行士により2009年に完成

日本の実験棟・きぼうは14周年

若田さんは5度目の宇宙・504日間・初めての船外活動も

宇宙日本食・30社・52品目 生活用品もある

 

ガガーリンから60年、20年ごとの活動領域の拡大

アルテミス計画(アメリカ)に参加

ゲートウェイ 月周回有人拠点の開発

 

新規宇宙飛行士の採用

4000人から2人に絞る

選考過程の情報は徐々に公開されていく

 

有人・衛星・ロケットにそれぞれ広報担当がいる

専門性・語学力・コミュニケーション能力が必要

https://kagaq-20230417.peatix.com/view

 

 

 

 

 

講演会「新発見!『尾陽熊手図絵』にみる幕末の名古屋」

名古屋市博物館 はくぶつかん講座「新発見!『尾陽熊手図絵』にみる幕末の名古屋」

2023/4/15 名古屋市博物館 学芸員 木村慎平

1.『尾陽熊手図絵』とは?

〇『尾陽熊手図絵』の概要

〇「熊手」の意味

〇号「竜香斎」の意味

2.竜香斎が捉えた幕末名古屋の「流行」

〇『尾陽熊手図絵』が描いた時代

〇「西洋」との出会い

〇描かれた「異人」は誰か?

〇御下屋敷での西洋銃陣調練

和宮下向

〇桜咲く城下町

〇新たな街の開発

3.城下町繁栄の背景

〇なぜ麹ヶ池に桜が植えられたのか?

〇「国君」と城下の「繁栄」

大須北野新地と「国主」

〇15代藩主・徳川茂徳の城下町繁栄策

〇茂徳が藩主になるまでの経緯

〇15代藩主・徳川茂徳の治世

4.まとめ

〇『尾陽熊手図絵』は何を描いたのか?

 

参考文献

・羽賀祥二・名古屋市蓬左文庫編『名古屋と明治維新』(風媒社・2018)

 

 

名古屋大学オンラインセミナー「MEBINAR」『エジプト考古学と宇宙線イメージングが解き明かす真相』

エジプト考古学が盛り上がった年2022年

 1822 ヒエログリフ解読200年

 1922 ツタンカーメン王墓発見100年

これまでの研究

 2015 ScanPyramidプロジェクト開始

 2016 空間の存在を確認 シェブロン(切妻構造)の後ろ

 2017 大回廊の上の空間の確認

 2023 シェブロン背後の空間の形の特定、2×2×9m

    GPR地中レーダー探査やファイバースコープによる

名古屋大学 高等研究院 准教授 河江 肖剰准教授

・石をどのように運んで積み上げたのか→傾斜路があったのではないか

・傾斜路は内部の構造体の形によるだろう

・中に階段状のピラミッドがあるのでは

・メンカウラーのピラミッドは内部が階段状になっており、最古の階段ピラミッドと同じ角度になっている

・ピラミッドはそれぞれ異なる方法で造られているが傾斜路は使っているだろう

名古屋大学 理学研究科 准教授 森島 邦博准教授

原子核乾板は臭化銀の200nmの結晶で構成

宇宙線(ミューオン)の軌跡を記録している

・コパン遺跡では凝灰岩から放射線が出ているため、それがノイズになり解析が難しい

・地下の空洞の調査にも用いている手法

 

Precise characterization of a corridor-shaped structure in Khufu’s Pyramid by observation of cosmic-ray muonsPrecise characterization of a corridor-shaped structure in Khufu’s Pyramid by observation of cosmic-ray muons

https://www.nature.com/articles/s41467-023-36351-0

 

名古屋大学の公式オンラインセミナー "MEBINAR(メビナー)"

エジプト 世界最大のピラミッド 186年ぶりに未知の空間を確認 | NHK | ニュース深掘り

 

 

 

 

 

 

講演会「高蔵1号墳と熱田の古墳」

名古屋市博物館・博物館講座「高蔵1号墳と熱田の古墳」

2023/3/18・名古屋市博物館・瀬川貴文

〇高蔵1号墳

名古屋市熱田区高座結御子神社境内

・直径18mの円墳、全長10mの横穴式石室、川原石積み

・昭和25年の調査後、滅失

・文献 楢崎彰一1955「名古屋市熱田区高蔵第1號墳の調査」『名古屋大学文学部研究論集Ⅺ・史学4』、名古屋大学文学部

・7世紀の古墳で多くの副葬品があり、考古学上基準的な古墳となっている

・2つの室からなる石室

名古屋大学が発掘後、出土品が名古屋市博物館へ寄贈された

・3~4段階の形式により600~650+α年の資料

・銀装太刀は修復され、X線で銀装を確認、銀太刀の出土はそれほど多くないのでそれなりのランクの高さの被葬者

・鉄釘、棺に使われていた、多いのは石棺、または組み合わせ木棺

・人骨が残っていた、少なくとも4体、頭は入り口側

・東北隅に5体目が片づけられた形跡あり、50年以上の間使われていた古墳

・渡来系文化の影響を受けた可能性あり

 

意義

川原石積石室は、木曽川中流域(一宮市可児市など)に多くあり、この地域との交流がうかがえる。次郎兵衛塚1号墳(可児市)、稲荷塚1号墳(可児市)など

・鉄針は、沿岸部の古墳から出土することが多く、海や川に関係する人が関係したと考えられる。

・10mを超える横穴式石室、銀装太刀など、比較的高位の古墳で見られる特徴がある。

〇熱田の古墳

・断夫山古墳

・白鳥古墳

熱田神宮の馬具

・伊勢山中学校遺跡

 

〇まとめ

5世紀

・渡来系文化の拠点

・河川、海を介した流通

・流通拠点と聖域化

7世紀

・巨大古墳を造る意味が希薄化

尾張の古代氏族間の力関係が均衡

 

〇その他メモ

熱田区 高蔵1号墳の副葬品|名古屋市博物館

漫画「王家の紋章(6)~(10)」(細川智栄子)

(6)チグリス川を氾濫させ、アッシリアのアルゴン王から逃げるキャロル。さらにそれを追うヒッタイトイズミル王子には砂漠で流砂の罠をしかける。一方で、アイシスを狙うバビロニアのラガシュ王。それぞれの思惑が交錯する。

王家の紋章 (6) (秋田文庫)

王家の紋章 (6) (秋田文庫)

 

(7)ようやくメンフィスとキャロルは結婚。妬むアイシスバビロニアへ。 

王家の紋章 (7) (秋田文庫)

王家の紋章 (7) (秋田文庫)

 

 (8)バビロニアのラガシュ王に捕らえられたキャロル。逃げ出すための嘘として月食が起こると予言。そして実際に月食が起きてしまう。キャロルは原油を見つけバベルの塔を炎上させる。 

王家の紋章 (8) (秋田文庫)

王家の紋章 (8) (秋田文庫)

 

 (9)バビロニアから逃走中のキャロル。追手に追いつかれないように逃げ続ける。草原へ逃げ、砂漠へ逃げ、盗賊にも襲われ逃げ続ける。そしてついに探しているメンフィスと再会。 

王家の紋章 (9) (秋田文庫)

王家の紋章 (9) (秋田文庫)

 

 (10)ようやくメンフィスと再会できたキャロルはエジプトへ帰還する。しかしそこにはリビアのカーフラ王女が。メンフィスに接近しているのを間近で見てしまい、キャロルはナイルへ逃げ出してしまう。 

王家の紋章 (10) (秋田文庫 (17-10))

王家の紋章 (10) (秋田文庫 (17-10))

 

 

書籍「古墳とその時代」(日本史リブレット4)・白石太一郎

①日本の古墳の特異性

②古墳とヤマト政権

古墳時代の人々の生活

④日本列島の文明化の始まり

 

古墳とその時代 (日本史リブレット)

古墳とその時代 (日本史リブレット)

 

 

漫画「王家の紋章(1)~(5)」(細川智栄子)

秋田文庫版

(1)アイシスの呪いにより古代エジプトにタイムスリップしてしまったキャロル。そこで出会ったのはミイラとして発掘されたメンフィスであった。 

王家の紋章 (1) (秋田文庫)

王家の紋章 (1) (秋田文庫)

 

 (2)再び古代エジプトで気が付いたキャロル。ヒッタイトの王に捕らえられ、エジプトとヒッタイトの戦が始まる。 

王家の紋章 (2) (秋田文庫)

王家の紋章 (2) (秋田文庫)

 

 (3)ヒッタイトから救出されたキャロル。反発しながらもメンフィスと結婚することに決める。その婚儀が執り行われるが、暴れるライオンに襲われる二人。 

王家の紋章 (3) (秋田文庫)

王家の紋章 (3) (秋田文庫)

 (4)現代に戻ったキャロルは記憶を失っている。しかしどこからか聞こえてくる古代からの呼び声。それに悩まされる。しかし再びナイル川から古代エジプトへ。そして、メンフィスの他にもアッシリアの王にも気に入られる。 
王家の紋章 (4) (秋田文庫)

王家の紋章 (4) (秋田文庫)

 

 (5)ヒッタイトに捕らえられたキャロル。抜け出すも次はアッシリアの王、アルゴンに捕まってしまう。そしてキャロルを探していたメンフィスもアルゴンに捕まってしまう。

 

王家の紋章 (5) (秋田文庫)

王家の紋章 (5) (秋田文庫)